ものづくり総合大会

ものづくり総合大会とは

 一般社団法人日本能率協会は、創業以来、『人の「能力」、設備の「性能」、材料の「機能」、情報の「価値」をそれぞれ最大限に活かすマネジメント(=能率)』に取り組み、産業界における経営革新を支援・推進をしてきました。また、これまでの活動をさらに発展させるため、生産性向上にとどまらず、開発・設計から生産技術、物流、調達、品質管理に至るまで、ものづくりのあらゆる領域を横断する総合的なマネジメントのあり方について提言や事業活動を展開してきました。
 しかし、今日、第四次産業革命の急速な進展により、 Society5.0に移行や国際的な貿易環境の変化、国際紛争など、製造業を取り巻く環境は刻々と変化し、不確実性(VUCA)が高まっています。このような時代において、日本の製造業が持続的に成長するためには、企業単独の取り組みだけではなく、業界を超えた「All Japan」としての結束と相互協力が不可欠です。
 そこで、ものづくり総合大会では、本年のスローガン「All Japanで製造業の課題に立ち向かう」のもと、産業界の垣根を越えた知見の共有と連携を促進します。重点テーマを多角的な視点から抽出し、各企業の先進的な取り組みや成功事例を紹介するとともに、業界の第一線で活躍する実務家や専門家による意見交換や交流の場を提供します。こうした活動を通じて、企業間の連携を強化し、日本の製造業全体が直面する課題に対し、共に解決策を見出し、持続的な発展を支えていくことを目指します。
 本大会が、産業界が一丸となって未来志向のものづくりを創造する契機となり、参加者の皆様とともに新たな価値を生み出す場となることを期待しています。

大会の特徴

1企業実務家による企業実務家のための講演

企業の実例を基に実務家が講演します。実務家の生の声から、実際の現場のストーリーや課題解決のためのヒント、新しい問題提起などを学ぶことができます。

2他社ものづくり人材との交流の機会

講演を聴くだけではなく、ご参加者同士で意見交換を行い講演者に対する質問を考えていきます。

3より具体的な内容に迫る質疑応答

セッションでは講演者やコーディネータに質問することができます。
わからないこと、大変だったことなどメディアなどでは知りえない情報を得ることができます。

4講演内容の理解を深める専門家による解説

コーディネータにはコンサルタント等の理論を語れる専門家を抜擢しています。
実務家の講演を理論的に解説することで、より理解を深めるセッションとなります。

560年続く歴史のあるカンファレンス

ものづくり総合大会は生産管理部会全国大会、IE全国大会、生産革新総合大会(旧カンファレンス名称)などから数えると60年の実績があり、多くの方々に支持されている、歴史あるカンファレンスです。

6ものづくり人材が学びの場として利用

ものづくり人材が参加しています。日々の業務の振り返り、これからの目標の再設定など、自己研さんの場としてもご活用ください。

コーディネータ(敬称略・順不同)

人選中

日本能率協会コンサルティング 取締役 シニア・コンサルタント 石田 秀夫

日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 石山 真実

日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 山本 真也